こんばんは、スティーブです。
GIOS MISTRAL(ジオスミストラル)2020年モデルがついに発売されました!
2019年モデルとの違いは一体何か? 一目瞭然の変更点から細かい部分まで、あますことなく紹介していきます。
ジオスミストラルの購入を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
2020年モデルのこれまでと違うところ
出典:JOB INTERNATIONAL,LTD.
1. スタンドオーバーハイトが下がっている
まずは2019年モデルのジオメトリ(車体寸法)をご覧ください。
そしてこちらが新しい2020年モデルのジオメトリです。
いやー、数字だらけで頭が痛くなりますね!
……といった冗談はさておき。
2019と2020モデルはぶっちゃけほぼ同じジオメトリなのですが、ただ1つだけ、スタンドオーバーハイトという項目にだけ変更があります。
スタンドオーバーハイトとは、簡単に言うとトップチューブの高さのこと。トップチューブは、クロスバイクやロードバイクに乗るとき跨ぐフレームの部分ですね(ちなみにトップチューブが前から後ろへ傾斜しているスローピングフレームの場合、スタンドオーバーハイトはトップチューブの中間点の高さになります)。
ミストラルの各サイズ、400、430、480、520、それぞれのスタンドオーバーハイトが、
2019モデルは、720、735、760、797、ですが、
2020モデルは、720、732、757、794、となっており、
2020モデルのほうが2019より3ミリずつ低くなっています(400サイズ以外は)。つまり、2020モデルは2019よりも跨ぎやすくなっているということ。
おそらくトップチューブのスローピング角度が大きくなっているのだと思います。そのためサイズアダプテーションも、各サイズより広範囲の身長に対応できるようになっています。
2. 純正スタンドがオプションで追加できる
2020年モデルからはジオスミストラル純正スタンドがオプションで追加できるようになりました。
公式ページにも記載があります。
出典:JOB INTERNATIONAL,LTD.
ジオスミストラル純正スタンドはまさにミストラルに打ってつけのスタンドで僕も使っています。紹介記事はこちら↓
ぶっちゃけミストラルに装備するのにこれ以上のスタンドはないので、全力でおすすめです。
まあ、もともとショップで車体を購入するときに別売りのそれも一緒に注文すればよかったわけなので、あんまり状況は変わってないとも言えますが(笑)。
3. 一部パーツが変更されている
から一部のパーツが変更されました。
これが2019年モデルのコンポーネント。
そしてこちらが2020年モデルのコンポーネント。
出典:JOB INTERNATIONAL,LTD.
基本的に上から下までほぼ同じですが、2点だけ変更があります。
まず1つ目がチェーン。
Z-72からZ-8.1へと変更になりました。
ただこれはZ-72の在庫がなくなったので、同型のものに変えただけだと思います。おそらく性能的にも変わりはないので、実質変更なしと捉えて問題ないはず。
そして2つ目がクランクセット。
FC-TY701からFC-TY501に変更になりました。
こちらも同型なので、実質変更なし。FC-TY501もシマノ製なので、その点もやはり安心です。
ただこれまでのFC-TY701に対応したチェーンガードは使えなくなります。その点はご注意をば。
FC-TY501に対応したチェーンガードについては、こちらで解説しています↓
ジオスミストラル 2020年モデルにチェーンガードを取り付けようと検討している人は、ぜひ参考にしてください。
4. ディスクブレーキモデルが同時リリース
2020年からは、とうとうミストラルにもディスクブレーキモデルがリリースされました。
出典:JOB INTERNATIONAL,LTD.
MISTRAL DISC MECHANICAL(ミストラルディスク メカニカル)
とMISTRAL DISC HYDRAULIC(ミストラルディスク ハイドロリック)の2バージョンがお目見えです。
個人的には、やっぱりこれが一番の衝撃ニュースですね。
リムブレーキにくらべて、ディスクブレーキは制動力が段違い。おまけにそのメカニズムから、雨天時にも制動力が落ちにくいので、通勤や通学に利用する方はこちらも選択肢になると思います。
ミストラルディスクについて詳しく知りたい人、評判や評価が気になる人はこちらをぜひ。
GIOS MISTRAL 2020年モデルの総評
出典:JOB INTERNATIONAL,LTD.
以上の変更点があったジオスミストラル 2020年モデルは、はたしてどんなクロスバイクに仕上がっているのでしょうか?
まず第一に、スタンドオーバーハイトが下がったことでトップチューブを跨ぎやすくなり、初心者がより取っつきやすくなりました。
現在ロードバイクやクロスバイクが大変流行しており、新規ユーザーがかなりの勢いで増えています。
そのため、各メーカーがより取っ付きやすい自転車作りへとシフトしています。ジオスも例外ではありません。純正スタンドがオプションで追加できるようになったのも、初心者向けクロスバイクのミストラルにディスクブレーキモデルが登場したのも、その流れを汲んだものでしょう。
とはいえ、ホイールベースやオフセット値など走りに大きく影響するジオメトリに変更はなく、パーツも実質一緒なので、ジオスミストラル 2020年モデルはぶっちゃけこれまでのジオスミストラルと何一つ変わらないと思います。エスケープR3はわりとはっきり街乗り向け化に舵を切ってきましたが、ミストラルはそうでもなかったかな、と。
何よりミストラルの価格は、2020年モデルもこれまでと同じ51,000円(税込56,100円)。コンポーネントも、ホイールやBBまで含めて「フルシマノ」でコストカットはまったくありません。パーツの高騰で他社のクロスバイクが続々値上げされている中、お値段据え置きというのはまさに一番の朗報だと思います。……いやもう本当にありがとう、ジオスさん!
というわけで、ジオスミストラルは2020年モデルも間違いなくおすすめです。購入を考えている人は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
※2020.10.5追記 ジオスミストラルの2021年モデルが発表されましたが、2020年モデルから仕様変更はないそうです。
ミストラルは人気車のため在庫が危うくなりやすいので(実は僕も一年迷った末に、注文後は二ヶ月待ちでした汗)、注文はお早めに。
ミストラルの購入は、信頼できる実店舗があればそこで買うのが一番だと思います。
ネットで購入する場合は、やっぱりワイズロードオンライン さんか、自転車のきゅうべえさんがおすすめですね。送料込みでもさらに定価を大きく割り込んでくる、十分組み(完成状態)のうえ丁寧な完全梱包で発送してくれる、ネット購入でも防犯登録まで完備など、間違いなく通常よりもお得かつ安心して購入できます。
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長く大事に乗れるクロスバイクが欲しい人はぜひ!
コメント
ご紹介ありがとうございます
違いがよく分かりました!
一ヶ月前にジオスミストラルを買いまして、今楽しく乗っています!ただ買ったのは2019みたいです
またここで勉強させていただきます。
コメントありがとうございます!
参考にしていただけてとても嬉しいです。
ミストラル、特に他掲載でディスクについて詳しくお伝えいただきありがとうございます。私も昨日メカニカルのほうを購入しました。納車?まで待ち遠しいです。
またミストラル関連で思うとけれありましたら掲載いただけたら嬉しいです。
こちらこそ参考にしていただきありがとうございます!
納車楽しみですね。どうぞご存分に楽しんでください。