金言寺の大銀杏を見に行ってみた!インスタ映えする絶景ライトアップ – チャリでススメ!

金言寺の大銀杏を見に行ってみた!インスタ映えする絶景ライトアップ

島根の名所

こんばんは、スティーブです。

一段と秋深まる今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか。

島根県は奥出雲にある金言寺の大銀杏(イチョウ)を見に行ってきたので、そのレポをお送りします。

いやー正直、「銀杏~? そんなの見ておもしろいの~?」ナーメテーターんですけど(失礼!)、これがまた一見の価値アリな絶景でした。

スポンサーリンク

金言寺の大銀杏とは?

 

そもそも金言寺の大銀杏ってなんじゃらほい、という話なんですが。

金言寺(きんげんじ)は奥出雲にある日蓮宗のお寺。

そこに植わっている銀杏がなんと樹齢400年を超える巨木で、毎年秋が深まったこの時期(例年では10月下旬から11月初旬)の数日間だけ、夜にライトアップがされて県下有数の絶景ポイントになるんだそうな。

その様子は、『しまね景観大賞』という賞も受賞しているとのこと。ほほう。

アクセス

金言寺の場所はこちら。

 

はい、ご覧の通りドのつく山の中です。

うちのブログで取り上げてはいるものの、道路はかなりのアップダウンがあって(しかも長い!)、ここに自転車で向かうのは相当覚悟がいると思うのでご注意を。

松江からは宍道湖沿いから県道24号に乗って、あとはひたすら南下。そして雲南市内で県道25号に乗り換えて、さらにひたすら南下すれば到着できます。

……正直クロスバイクだとほぼ無理めですかね。ロードバイクでヒルクライムを含むロングライドの経験が豊富な、よく訓練されたローディーさんなら行けるかなー、って感じ。

僕? 僕はもちろん車でしたとも(おい

さっそく行ってみた

 

秋の日はつるべ落とし。午後4時頃に車で松江を出発し、峠をいくつも越えて現地に到着した午後5時過ぎには、辺りはすっかり暗くなってました。

山の中なので人家がぽつぽつあるばかり。周囲にはほとんど明かりもありません。

そんな暗闇の中に、

 

ありました。

想像をはるかに超えるサイズです。もはや植わっていると言うより、そびえていると言った感じ。ぶっちゃけ1km先からでも速攻で見つけられるレベル。存在感が半端じゃないです。

ちゃんと500円の有料駐車場が用意されてたんですが、境内前の案内員さんいわく、

「あ、邪魔にならない場所になら(車を)停めて大丈夫ですよ」

とのこと。

「え、そういうのアリなんだ!?」

と驚きつつ、お寺の前の通り端に駐車させてもらいました(ひょっとすると、駐車場がすでに満車だったのかも)。

ともあれ、さっそく階段を上がって境内に向かい、近くで銀杏を眺めてみると、

 

うおー、綺麗!

三方から煽るようにライトアップされた銀杏の葉が、黄金色に輝いてます。

 

宵闇に映える、銀杏の大木。

なるほど、こりゃ絶景と言われるわけだぜ。

そのそばには、この銀杏の由緒が書かれてました。

 

宗旨を懸けた囲碁対決で負けた住職が、碁盤を庭に放置しておいたら、その碁盤から芽が出たそうです。

あーいいよねー、こういう言い伝え。

○月×日、誰それがあれこれを記念して――なんてのよりも、こういう「いやいや、ねーだろ!」と思わず突っ込みたくなるようなやつのほうが、個人的にはロマンがあって断然好きです。

というか、宗旨を囲碁で決めるって、それいいのかご住職!?(笑)

 

寺の拝殿(たぶん本殿じゃないと思うけど)は茅葺き屋根。

そこに散った銀杏の葉が積もっていて、屋根が色づいてます。

これは本当に、このお寺ならではの光景ですねー。風情があってgoodです。

きちんと絵馬やおみくじもありました。

「逆さ銀杏」は県下随一の撮影スポット

銀杏の木のすぐそばには池があります。

 

この池を挟んだ場所から、銀杏の木を眺めると、

 

池に映った、「逆さ銀杏」を拝むことができます。うおー、これまたすごい!

どうやらここ、知る人ぞ知る有名な撮影スポットみたいですね。

駐車場には鳥取や広島といった隣県のみならず、関東ナンバーの車もかなり多かったです。

そして、池の前では大勢の人が三脚に一眼レフを携えて、気合いの入った撮影を敢行してました。たしかにこの被写体は、「いい機材で写真に収めたい!」という気持ちもわかります。

この日は晴れで風がなく、水面が鏡のように凪いでいたので、その点もラッキーでした。

まとめ

 

いやー、実際に目の当たりにしてみるまでは、「銀杏~?」といった感じだったんですけど、ライトアップされたそれはロケーション込みでもう本当に綺麗で綺麗で、間違いなく一見の価値アリだと思いました。

気軽にさくっと行けないのがネックではあるんですけど(ぶっちゃけ島根県民でさえ行ったことない人多いと思います)、そうするだけの価値はあるし、何よりここでしか撮れない特別な写真を撮ることができます。インスタやってる人には間違いなくおすすめなんじゃないでしょうか。

ただ先述した通り、ライトアップがされるのは秋の数日間だけなので、見たい人は事前にきちんとリサーチすることをおすすめします。

 

そして松江に戻ったあとは、やきとり番吉さんで銀杏(ぎんなん)をいただきました。うーん、香ばしくて実に美味。

銀杏は見てよし、食べてよしです。

島根の名所
スポンサーリンク
スティーブをフォローする
スティーブ

東京で10年暮らしたあと、故郷の島根にUターンした街乗りサイクリストでプチミニマリスト。好きなものは本とコーヒー、ラーメンと酒、サッカーと自転車。愛車はGIOS MISTRAL(白)。

当ブログでは街乗り向けクロスバイクのあれこれや、地元島根のライドコース、自転車で行ける美味しいお店などを楽しみながら紹介しています。

スティーブをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました