GIOS MISTRALはディスクブレーキモデルを買うべきか?

クロスバイク

グッドイブニング、スティーブです。

GIOS MISTRAL DISC(ジオス ミストラル ディスク)は、ディスクブレーキを搭載したミストラルです。初心者向けクロスバイクとして申し分のないスペックを誇っており、購入を検討している人も多いと思います。

ですが、

「クロスバイクにディスクブレーキなんているの?」

こう思っている人も結構多いんじゃないでしょうか。

というわけで、はたしてジオスミストラルはディスクブレーキモデルを買うべきか否か? そのメリットとデメリットを比較して、徹底的に検証してみます。

ミストラルディスクはもちろん、他のディスクブレーキ搭載クロスバイクの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

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基本的にディスクブレーキじゃなくていい

 

えー、まず先に結論めいたことを言ってしまうと。

僕は、

「ミストラルを含む初心者向けクロスバイクは、基本的にディスクブレーキモデルじゃなくていい」

と考えています。

はい、以下その理由をジオスミストラルを例に検証していきます。

Vブレーキとディスクブレーキ

ジオスミストラルの通常モデルには、Vブレーキが搭載されています。

Vブレーキセット(フロント)

 

Vブレーキはご覧の通り、ホイールの縁の部分(リム)をブレーキシューで挟んで制動をかけるメカニズムになっています。

シンプルながらタイヤとのクリアランスが広く、必要充分な制動力があり、片効き調整やシュー交換などのメンテナンスが初心者でも簡単にできる、というメリットがあります。

ミストラルの詳細な情報が知りたい人は、ぜひこちら↓を参考にしてください。

 

一方、ミストラルディスクには、ディスクブレーキが搭載されています。

※ディスクブレーキ

ディスクブレーキは、ホイールの中心に取り付けたディスクローターをブレーキパッドで挟むことで制動をかけるメカニズムです。

レバーでワイヤーを引いてパッドを動かす機械式と、レバーでホース内のフルード(油)を押し込んで動かす油圧式があり、どちらも制動力が高く(軽いホイールと一緒で、ディスクからリムに戻したときに違いがよくわかるかも)、機械式はリムブレーキと同じようなフィーリングで使える、油圧式はより引きが軽いというメリットがあります。

ミストラルにも機械式のMISTRAL DISC MECHANICAL(ミストラル ディスク メカニカル)と、

出典:JOB International

 

油圧式のMISTRAL DISC HYDRAULIC(ミストラル ディスク ハイドロリック)があり、

出典:JOB International

 

予算などに合わせて選ぶことができます。

基本的にディスクブレーキじゃなくていい理由

1. Vブレーキには充分な制動力がある

Vブレーキセット(リア)

 

さて、僕がクロスバイクは基本的ににディスクブレーキじゃなくていいと考える理由ですが。

1つ目の理由は、そもそもVブレーキには必要充分な制動力があるからです。

僕はクロスバイクに乗り始めてからこれまで、Vブレーキの制動力で足りないと思ったことがありません。これはシマノ製に限らず、テクトロも含めたVブレーキで共通です。

 

そもそもクロスバイクを街乗りする場合、信号に引っかかったり路上に段差が多かったりで、スピードを全開にするようなシチュエーションはかなり限られます(そもそもギアをアウタートップに入れる機会さえ少ない)。

そういった中で、はたしてディスクブレーキの振り切れた制動力が必要かどうかには、個人的にどうしても疑問符が付くわけです。

2. ディスクブレーキにはデメリットもある

 

制動力の高いディスクブレーキですが、機械式、油圧式ともにデメリットがあります。

まずは機械式のデメリットから。

ミストラルディスク メカニカルには、シマノの機械式ディスクブレーキ「BR-TX805」が搭載されています。

 

この「BR-TX805」は固定されたパッドに動くピストンパッドでローターを押し付けて挟み込む、いわゆる片押し式(シングルピストン)と呼ばれるタイプです。そのメカニズム上、ローターに歪みが発生するリスクがあると言われています(まあ、あんまり実際のケースは聞いたことがないんですが)。

ちなみに機械式ディスクブレーキはほとんどが片押し式です(TRPのSPYREなど両押し式の機械式ディスクもあるんですが、かなりの少数派ですね)。

 

さらに、油圧式のデメリットはというと。

ミストラルディスク ハイドロリックには、シマノの油圧式ディスクブレーキ「BR-MT200」が搭載されています。

 

こちらは2つのピストンパッドでローターを挟み込む、いわゆる両押し式(対向式、デュアルピストン)と呼ばれるタイプです。なので、ローターが歪むリスクはありません(もちろんパッドとローターのクリアランスをきちんと調整しなくちゃいけませんが)。ちなみに油圧式は、どの製品も両押し式です。むしろ片押し式の油圧ブレーキなんてあるのかな。……僕はちょっと思い当たりませんね。

ただ油圧式は、Vブレーキはもちろん機械式ディスクとくらべてもメンテナンスの難度が結構高いです。ホース内に空気が入った場合、空気抜きが必要ですが、これには専用の器具が必要だったり。はっきり言って初心者は油圧式ディスクのメンテは自分でやらないほうが無難かもしれません。

 

さらに機械式、油圧式ともに、出先で何かあったとき簡単に対処ができないという問題もあります。もし転倒してローターが歪んだりすると、それだけで自転車は走れなくなるので。

それにホイールを外して戻したときのポジション調整もややシビアだったりします。ディスクブレーキのパッドとローターのクリアランスはほんの1ミリ程度しかないので、ローターがどちらかのパッドに片寄ってしまい、しゃらしゃらと音が鳴ってしまうことがあります(いわゆる引きずりという状態)。最近ロードバイクでも採用され始めたスルーアクスルならこの問題も防げますが、ミストラルディスクは機械式、油圧式ともにクイックリリースなので、ホイールのポジションが毎回微妙にずれてしまうわけで。

そもそも強い制動力が必要な状況があったとしても、クイックリリースではディスクブレーキのスペックを生かし切れません。ディスクブレーキは構造上、フレームに高い剛性が求められるので、クイックリリースではブレーキのスペックにフレーム側が付いてこないという現象が起こるからです。

 

……と、これら数々のデメリットに目をつぶってまで、はたしてディスクブレーキにこだわる必要があるかな、と僕は思ってしまうわけです。メンテナンスがやりやすくて、必要充分な制動力のあるVでいいじゃん、と。

ただ。

……はい、ただ、です。

僕がそう考えるのはあくまで「基本的に」であって、唯一ディスクブレーキをおすすめするシチュエーションがあります。

それは一体何かというと、雨や雪の日にクロスバイクを使う場合です。

ディスクブレーキは天候に左右されにくい!

 

Vブレーキは雨や雪の中では、地面の水を巻き上げてリムが濡れるため、制動力ががくっと落ちます(もちろんどの程度の雨や雪かにもよりますが)。

その点ディスクブレーキは、ローターが地面から高い位置にあるため、雨でもほとんど制動力が落ちません。

いわばディスクは天候に左右されにくいブレーキなわけです。

正直これは、先のデメリットを補って余りあるメリットであり、ディスクブレーキを採用するべきか否かの分かれ目だと僕は思います。

というわけで、休日など晴れの日にしかクロスバイクを使わないという人は、通常モデルで全然OK。

ただ雨の日も乗る、つまり通勤や通学などにクロスバイクを使おうと考えている人は、ディスクブレーキモデルを検討すべきかもしれません。

機械式にするべきか?油圧式にするべきか?

 

ディスクブレーキは制動力が高く、天候にも左右されにくいですが、その上で先の通り、機械式、油圧式それぞれに、メリットとデメリットがあります。

それらをさくっとまとめてみると。

機械式のメリット

・メンテナンスしやすい
・価格が安価である

機械式のデメリット

・片押し式の場合、ローターに歪みが生じるリスクがある

 

油圧式のメリット

・制動力が機械式よりさらに高い
・引きが軽い

油圧式のデメリット

・メンテナンスの難度が高い(初心者はやらないほうが無難)
・価格が高価である

 

個人的には安いし、自分でメンテもしたい派なので、機械式がおすすめかなー、という感じですね。ローターの歪みも結局はパッドの調整次第ですし。クリアランス調整しなきゃいけないのは油圧式も一緒なので。

逆に自分でメンテはしたくない、あるいは力が弱い人は油圧式がいいかもしれません。

なおミストラルディスクのメカニカルハイドロリックは、ディスクブレーキ以外にも、通常モデルと異なっているポイントがいくつもあります。詳しく知りたい人はこちら↓をどうぞ。

まとめ

出典:JOB International

ジオスミストラルはディスクブレーキモデルを買うべき否か? この問題に答えを出すには、まず自分がクロスバイクを何に使うのかをしっかりと把握する必要があります。

その上で、

休日などの晴れの日にしか乗らないという人は、通常モデルを。

通勤や通学などで雨や雪の日も使うという人は、ディスクブレーキモデルを。

さらに、

安くてメンテも自分でできるものがいい人は、機械式のミストラルディスク メカニカルを。

引きが軽く、制動力もより強いものがいい人は、油圧式のミストラルディスク ハイドロリックを。

それぞれ購入すべきだと思います。

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しっかり用途を見きわめて、ぜひ間違いのない購入を。

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