GIOS MISTRAL DISC ミストラルとの7つの違いは何か?

クロスバイク

ハロー、スティーブです。

ついにジオスミストラルのディスクブレーキモデル、GIOS MISTRAL DISC(ジオス ミストラル ディスク)が発売されました!

実はこちら、ディスクブレーキ以外にも、通常のミストラルから変更されている点がいくつもあります。

というわけで今日は、ミストラルディスクの通常モデルとの7つの違いを詳しく解説します。

ミストラルディスクの購入を考えている人、詳細なスペックや評判が知りたい人はぜひ参考にしてください。

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ミストラルディスクには機械式と油圧式がある

2020年モデルの一つとしてリリースされたミストラルディスクには、2つのモデルがあります。

まず1つ目のモデルがMISTRAL DISC MECHANICAL(ミストラルディスク メカニカル)

出典:JOB International

メカニカルの名の通り、こちらは機械式ディスクブレーキを搭載したモデルです。

機械式はブレーキ本体こそディスクシステムですけど、それを動かすメカニズムは、これまでのレバーでワイヤーを引くリムブレーキ(Vブレーキ)と変わりません。

そして、2つ目のモデルはMISTRAL DISC HYDRAULIC(ミストラルディスク ハイドロリック)

出典:JOB International

(写真だとどちらも同じに見えますね汗)

ハイドロリックの名の通り、こちらは油圧式ディスクブレーキを搭載したモデルです

ワイヤーを引いて動かす機械式と違って、油圧式はレバーでホース内のフルード(油)を押し込んで、その圧力でブレーキピストンを作動させるメカニズムになっています。

……いやー、初心者向けクロスバイクもとうとうここまで来たかって感じですね(何様)。

ミストラルディスクは、このメカニカル(機械式)とハイドロリック(油圧式)の2モデルがリリースされています。ディスクブレーキがリムブレーキにくらべて制動力がさらに高いことは、もはや周知の通りかと思います。

では以下、通常のリムブレーキモデルとの違いを、それぞれ詳しく解説していきます。

ミストラル通常モデルの詳しいレビューについてはこちらをどうぞ。

ミストラルディスクの通常モデルとの7つの違い

1. カラーバリエーション

ミストラルディスクは、通常モデルとカラーバリエーションが違います。

通常モデルのカラーはこちら。

出典:JOB International

ブルー、ブラック、ホワイト、グレーの4色展開です(時期によってはこの他にも、シルバー、オレンジ、サクラといった限定カラーもあります)。

一方、ミストラルディスク メカニカルのカラーバリエーションはこちら。

出典:JOB International

ブルー、グレー、2色のみの展開

さらに、ミストラルディスク ハイドロリックのほうも、

出典:JOB International

ブルー、ブラック、2色のみの展開。

ともにカラバリが少し絞られています。

個人的に、ミストラルディスクにホワイトがないのはちょっと寂しいですね。追加してくれ、頼む!

2. ジオメトリ

ミストラルディスクは、通常モデルとジオメトリが違います。

まずは両者のジオメトリをご覧ください。

左がミストラルディスク(メカニカル、ハイドロリックともに共通)、右が通常モデルです。

 

出典:JOB International

いやー、相変わらずジオメトリは見ていて頭が痛くなりますね!

……といった冗談はともかく。

両者のジオメトリをくらべてみると、ミストラルディスクは通常モデルよりヘッドチューブが長くなっています(それ以外のジオメトリ変更はなし)。

つまりミストラルディスクは、通常モデルよりハンドルバーが少し高くなるはずなので、ややアップライトな姿勢で楽に乗れると思います。

さらに、これにはもう一つ別の理由があるのですが、それは次の項目で。

3. サイズバリエーション

ミストラルディスクは、通常モデルとサイズバリエーションが違います。

左がミストラルディスク(これもメカニカル、ハイドロリックともに共通)、右が通常モデルです。

出典:JOB International

ご覧のように、ミストラルディスクには400サイズがありません。

その分、430、480、520の3サイズとも、サイズアダプテーションの幅が広がっています。ヘッドチューブを長くした理由はおそらくこれでしょう。別のフレームを用意するのではなく、ヘッドチューブを長く、トップチューブのスローピングを大きくして、3サイズだけで幅広い身長に対応するためです。

いわゆるコストカットなわけですが、フレームやパーツそのもののコストを落としているわけではないので全然アリだと思います。

4. フロントフォークの形

ミストラルディスクは、通常モデルとフロントフォークの形が違います。

というわけで、それぞれの前輪を支えるフォークにご注目ください(左がミストラルディスク、右が通常モデル)

出典:JOB International

わかりますかね?

ミストラルディスクフォークがまっすぐになっています(通常モデルは弓なりにゆるく曲がっている)。

ディスクブレーキはホイールの中心にあるローターをパッドで挟んで制動するという構造上、ブレーキ本体を取り付けたフレームに強い力がかかります。

当然フォークにも高い剛性が求められるので、そのためのデザイン変更ではないかと(フォークの左側はまだいいとしても、右側は弓なりに曲がっている方向に力が働くため、強度を確保しにくい)。

ただジオメトリを確認した限り、トレイル量に変更はないので(トレイルが大きければ直進安定性が増し、小さければ小回りがききます)、走り心地や操作性に与える影響はないと思います。……ヘッド角にも違いはないのにトレイルが変わらないってことは、ホイールの取り付け位置が前にオフセットしてるんでしょうかね?

フォークがまっすぐな分だけしなりがなくなるので、理屈の上では前輪からハンドルへの突き上げがやや大きくなりますが、そう気になるほどではないと思います。後述しますが、ミストラルディスク通常モデルよりタイヤが太くなっているので、むしろ突き上げは緩和されているかと。

5. パーツ構成

ミストラルディスクは、通常モデルとパーツ構成が違います。

左からメカニカルハイドロリック、通常モデルのパーツスペック表。

出典:JOB International

といってもわかりにくいのでさくっとまとめてみると、主な違いは以下の3つです。

1.ディスクブレーキ

通常モデルはご存じVブレーキですが、ミストラルディスクにはディスクブレーキが搭載されています。

メカニカルに搭載されているのがこちら、シマノの機械式ディスクブレーキ「BR-TX805」

 

そして、ハイドロリックに搭載されているのはこちら、シマノの油圧式ディスクブレーキ「BR-MT200」です。

 

さすがは「フルシマノのミストラル」。ディスクモデルでもそのスピリットは健在で嬉しい限りですね。

2.ホイール

通常モデルはシマノの完組ホイール「WH-R501」が採用されていますが、ミストラルディスクにはそれぞれ別のディスク用ホイールが採用されています。

メカニカルは、アレックスリムズ製のリム&シマノのハブを使ったホイール。アレックスリムズは台湾の実績あるホイールメーカーで、アルミリムのクオリティには定評があります。

そしてハイドロリックは、同じくアレックスリムズ製のアルミリム&シマノのハブを使ったホイールと、もう一つ、シマノのディスク用完組ホイール「WH-RX010」が用意されていて、どちらかのタイプを選べるようになっています。

回転系パーツであるハブはしっかりシマノで固めてくる辺り、非常に好印象。こちらも嬉しいパーツ構成です。

3.タイヤ

通常モデルはKENDAの700×28Cタイヤ「K-193」が採用されていますが、ディスクは(以下略)。

メカニカルVITTORIA700×32Cタイヤ「ZAFFIRO」

ハイドロリックは通常モデルと同じ、KENDA「K-193」。ただこちらはメカニカルと同じく700×32Cタイヤとなっています。

ミストラルディスクどちらも通常モデルよりタイヤが太くなっており、突き上げが緩和されるはずなので乗り心地はいいはずです。

クロスバイクの街の乗り向け化が顕著な昨今なので、このマイナーチェンジもある意味自然なことかもしれません。

 

ちなみにこの3つ以外にもヘッドパーツ、ステム、ハンドルバー、シートポストなどが違っていますが(このおかげでシートポストとハンドルのカラーリングが違います)、走りそのものに影響はないと思います。

6. 重量

重量の違いは、

通常モデルが、10.8Kgなのに対して、

メカニカルが、11.7Kg。

ハイドロリックは、アレックスホイールタイプが同じく11.7Kg、シマノホイールタイプが11.6Kgです。

ディスクモデルのほうが、やっぱりちょっと重いですね。1kg前後の重量の違いはやや気になるところですが、個人的には軽量化しまくったロードバイクならいざ知らず、このグレードの初心者向けクロスバイクでは走る分には誤差の範囲じゃないかなーと思います。

ただ自宅がマンションなどで、自転車を階段で担いで上り下りしたりする場合には検討が必要かもしれません。

7. 価格

価格は、

通常モデルが、51,000円(税抜)。

メカニカルが、56,000円(税抜)。

ハイドロリックは、アレックスホイールタイプが59,000円、シマノホイールタイプが66,000円(ともに税抜)です。

通常モデルの51,000円という価格もすでにお買い得なんですが、そこから5000円上乗せで機械式ディスクに、8000円上乗せで油圧式ディスクにできるというのは(しかもどちらもシマノ製)、はっきり言ってコスパがいいとかいうレベルじゃありません。

いやほんと、なんでこんな価格設定ができるんですかね? ミストラルディスク……恐ろしい子……!

ミストラルディスクの総評

出典:JOB International

細かいところからそうでないところまで、以上7つの違いがあるミストラルディスク。はたして、通常モデルとくらべてどんなクロスバイクに仕上がっているのでしょうか?

カラバリやサイズのオミットという辛さはありますが、ジオメトリの変更による乗車姿勢のアップライト化タイヤが太くなったことによる突き上げの緩和で、より場所を選ばない、初心者が乗りやすい自転車になっていると思います。

このクロスバイクの街乗り向け化の潮流は顕著で、通常のジオスミストラルはそれほどでもなかったものの、エスケープR3の2020モデルは明らかにそちらに舵を取っていました。ミストラルディスクの諸々の違いも、それを受けてのものなのかな、と。

それについての詳しい記事はこちら。

 

ただパーツ構成こそディスク仕様に変わっているものの、走りに関係するBBホイールハブといった回転系まで含めて「フルシマノ」という大盤振る舞いは変わらずで、乗り味自体は通常モデルと同じくスポーツバイクの軽快さを存分に味わえるものになっています。

何より、メカニカル56,000円ハイドロリックのアレックスホイールタイプが59,000円、シマノホイールタイプが66,000円(いずれも税抜)という価格設定は、はっきり言ってどうかしているレベルです。

というわけで、通常モデルと同じくGIOS MISTRAL(ジオスミストラル)ディスクブレーキモデルも間違いなくおすすめできる逸品ですね。

 

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※2019.12.16追記 ミストラルとミストラルディスク、どちらを買うべきかの基準は、もちろん人によりけりですが、個人的にはやはりディスクブレーキが必要かどうかだと思います。迷っている人は、ぜひこちらを参考にしてください。

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