グーテンモルゲン、スティーブです。
大人気のクロスバイク、ジオスミストラル。僕の愛車でもあり、暇を見つけては日々乗っています↓。
そんなミストラルのディスクブレーキモデルが、GIOS MISTRAL DISC(ジオス ミストラル ディスク)です。
今回はミストラルディスクの詳細な情報を、性能から価格、その他諸々まで、余すことなく解説したいと思います。
ミストラルディスクの詳細なスペックや評判、評価が知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
ミストラルディスクには機械式と油圧式がある
ミストラルディスクには以下の3つのモデルがあります。
まず1つ目のモデルがMISTRAL DISC MECHANICAL(ミストラルディスク メカニカル)。
出典:JOB International
その名の通り、機械式ディスクブレーキを搭載したモデルです。
そして、2つ目のモデルはMISTRAL DISC SHIMANO(ミストラル ディスク シマノ)。
出典:JOB International
さらに、3つ目のモデルがMISTRAL DISC ALEX(ミストラル ディスク アレックス)。
出典:JOB International
、ミストラルディスク アレックスは油圧式ディスクブレーキを搭載したモデルです。
このように、ミストラルディスクは機械式ブレーキのメカニカル、油圧式ブレーキのシマノ、アレックスの3モデルがリリースされています。
ディスクブレーキは総じて、Vブレーキよりも制動力が高く、利きも天候に左右されにくい、というメリットがあります。
では以下、3つのモデルを比較し、その違いを詳しく解説していきます。
3つのモデルの違いとは?
1. ディスクブレーキ
すでに触れた通り、メカニカル、シマノ、アレックスのディスクブレーキ搭載ですが、それぞれ種類が違います。
まずメカニカルに搭載されているのがこちら、シマノの機械式ディスクブレーキ「BR-TX805」。
機械式はブレーキ本体こそディスクシステムですけど、それを動かすメカニズムは、これまでのレバーでワイヤーを引くリムブレーキ(Vブレーキ)と変わりません。なので、リムブレーキと同じようなフィーリングで使うことができます。
そして、シマノ、アレックスに搭載されているのがこちら、シマノの油圧式ディスクブレーキ「BR-MT200」。
ワイヤーを引いて動かす機械式と違って、油圧式はレバーでホース内のフルード(油)を押し込んで、その圧力でブレーキピストンを作動させるメカニズムになっています(といっても、画像だとどれも同じに見えますが……)。なので、レバーの引きがとても軽くなっています。
どちらもシマノ製なので、耐久性、操作性ともに折り紙付きですね。
一方で、ディスクブレーキには機械式、油圧式ともにデメリットもあるんですが、それはまたのちほど。
2.ホイール

フロントホイール
メカニカル、シマノ、アレックスには、それぞれディスクブレーキ用のホイールが使われています。
メカニカルとアレックスに搭載されているのは、台湾のホイールメーカーであるアレックスリムズ製のリムにシマノのハブを組み合わせたホイール。
ハブがシマノ製なのはかなり嬉しいですね。回転系パーツは自転車の心臓なので。
そしてシマノに搭載されているのは、シマノのディスク用完組みホイール「WH-RX010」。
より軽いホイールになっているので、こちらはさらに嬉しいパーツ構成になっています。走破性に関しては文字通りピカイチじゃないでしょうか。
3.タイヤ
出典:JOB International
メカニカル、シマノ、アレックスは、タイヤもそれぞれ違うものが採用されています。
メカニカルはVITTORIAの 700×32Cタイヤ「ZAFFIRO」。
シマノ、アレックスはKENDA「K-193」。これはVブレーキを搭載した通常のミストラルと同じですが、太さはメカニカルと同じく700×32Cになっています(通常のミストラルは28C)。
ミストラルディスクは3モデルともにタイヤが太く、その分、走りの軽快さは損なわれるものの、突き上げが緩和されるので乗り心地はいいはず。
クロスバイクの街の乗り向け化が顕著な昨今、この仕様はある意味自然なことかもしれません(とはいえ、個人的にはクロスバイクはある程度のスポーティーさを持ち続けてほしい派なんですが)。
4. カラーバリエーション
メカニカル、シマノ、アレックスはカラーバリエーションが違います。
ジオスブルー、ブラック、グレーの3色展開です。
出典:JOB International
一方で、シマノのカラーバリエーションはこちら。
ジオスブルー、ブラック、グレー、パープル、スカイブルーの5色展開です。
出典:JOB International
……なんでシマノだけ2つも多いんですかね?(まじで謎)
毎年言ってますが、個人的にはホワイトがないのが寂しいんですよね。需要、結構あると思うんだけどなあ。
5. 重量
です。
差は0.1kgなので、まあそれほど気になる差じゃないと言えばそうなんですが。
ただ自転車の0.1kgは意外と馬鹿にできないところでもあるので、人によっては重要なポイントかもしれません。
6. 価格
メカニカル、シマノ、アレックスはそれぞれ価格が違います。これ大事!
具体的には、
です。
こうして並べてみるとなかなかの価格差があるので、結構な悩みどころですね。
ミストラルディスクの総評は?

ジオスブルー
出典:JOB International
では、ミストラルディスクは一体どんなクロスバイクに仕上がっているんでしょうか?
まず最初に触れるべき3モデル共通のおすすめポイントは、シマノで固められたドライブトレインの耐久性と操作性でしょう。シマノ製パーツは本当に長く、安心して使うことができるので、正直この点だけでも大袈裟でなく満点に近い(!)です。
また、走りに関係するBBやホイールハブといった回転系まで含めて「フルシマノ」という大盤振る舞いも嬉しく、乗り味自体はスポーツバイクの軽快さを存分に味わえるものになっています。ひと漕ぎで、すーっ、と前へ進んでいくあの感じ、と言って通じるでしょうか。
また3モデルとも、ややアップライトな乗車姿勢になるジオメトリや、32Cという太めのタイヤが採用されての突き上げの緩和で、初心者も乗りやすい自転車になっていることも結構重要なポイントですね。
このクロスバイクの街乗り向け化の潮流は顕著で、これまでミストラルはそれほどでもなかったものの、例えばエスケープR3はかなり以前から明らかにそちらに舵を取ってきました。ミストラルディスク
の仕様も、やはりそれに則ったものかな、と思います。
ざっとこれらの条件を総括するだけでも、ミストラルディスクは間違いなく買って後悔しないクロスバイクだと断言できます。
では、メカニカル、シマノ、アレックスのどれを選ぶべきなのか?なんですが。
はい、それは以下で。
ミストラルディスクは、シマノ、アレックス、メカニカル、どれを買うべきか?
メカニカル、シマノ、アレックスの違いは、ぶっちゃけディスクブレーキ、ホイール、タイヤの3点に由来すると見て間違いありません。それぞれの価格差も、およそそれを反映したものになっています。
特に顕著な違いとなるのは、やはりブレーキでしょう。
ディスクブレーキにはメリットも多いですが、機械式、油圧式ともにデメリットがあります。
それらをざっくりまとめると、
機械式のメリット
機械式のデメリット
油圧式のメリット
油圧式のデメリット
となります。
なので、
安くてメンテも自分でできるものがいい人は、機械式のミストラルディスク メカニカルを。
引きが軽く、制動力もより強いものがいい人は、油圧式のミストラル ディスク アレックスを。
さらに、軽やかな走破性にもこだわる人は、油圧式かつシマノ完組ホイールのミストラル ディスク シマノを。
それぞれ購入すればベストだと思います。
機械式、油圧式、それぞれのディスクブレーキについてのメリット、デメリットをさらに詳しく知りたい人、そもそもディスクブレーキモデルを買うべきかどうか迷っている人は、ぜひこちら↓も参考にしてください。
ミストラルディスクのメカニカル
、シマノ、アレックスを購入する際は、信頼できる実店舗があればぶっちゃけそこで買うのが一番だと思います。
ただ、もしネットで購入する場合は、やっぱりワイズロードオンライン
さんや、自転車のきゅうべえ
さんなどもおすすめですね。送料込みでもさらに定価を大きく割り込んでくる、十分組み(完成状態)のうえ丁寧な完全梱包で発送してくれる、ネット購入でも防犯登録まで完備など、間違いなく通常よりもお得かつ安心して購入できます。
ワイズロードオンラインはこちら↓
ワイズロードオンライン
自転車のきゅうべえ 楽天市場店はこちら↓
自転車のきゅうべえ Yahoo!ショッピング店はこちら↓
しっかりと検討の上で、ぜひ後悔のない購入をしてください!
コメント