こんばんは、スティーブです。
ジャイアントのクロスバイク、エスケープR4が発売されました!
通常のエスケープR3との違いは? R3とR4はどっちを買うべきなのか?
両モデルを徹底比較しつつ、考察したいと思います。
エスケープR4の評価や評判が気になる人、購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
エスケープR4とは?
出典:GIANT
いきなり結論からぶっちゃけてしまうと、
「エスケープR4 = エスケープR3 MS」
と考えて間違いありません。
エスケープR3 MSとは、2022年版でジャイアントさんの製品ラインナップに加わったモデルです。
MSとはマイクロシフト社のこと。ロードバイクやMTB、クロスバイクなどの自転車用コンポーネントを製造している台湾のメーカーですね。
エスケープR3 MSは、通常のエスケープR3ならシマノ製パーツであるところを、このマイクロシフト製パーツに換装したモデルになります。要するに、パーツをダウングレードして購入しやすくした廉価版エスケープR3ですね。
そのエスケープR3 MSが、
「エスケープR4」
という新たな名前でラインナップに加わったわけです。
エスケープR4とエスケープR3の違い
1. 価格
エスケープR4は、エスケープR3と価格が違います。
具体的には、
エスケープR4が59,400円(税込)
エスケープR3が66,000円(税込)
となっており(どちらも2024モデル)、通常のエスケープR3にくらべて、エスケープR4は6,600円お安くなっています。
2. パーツ構成
エスケープR4は、エスケープR3ではシマノ製パーツが組み付けられているところを、マイクロシフト製パーツに変更されています。
では、具体的にどこが変更されているのでしょうか?
変更されている箇所を抜粋したスペック表で比較してみます。
まずエスケープR3から。
出典:GIANT
続いて、エスケープR4。
出典:GIANT
ご覧の通り、
- フロントディレイラー
- リアディレイラー
- シフター
- ブレーキレバー
- スプロケット
以上の5点が変更されています。
ただまあ、
「いや細かいことはいいからさー、ぶっちゃけマイクロシフトってどうんなんよ?」
と思われている方も多いと思います。はい、それは次で。
ぶっちゃけマイクロシフトパーツってどうなの?
マイクロシフト社は1999年に創業した台湾の新興メーカー。当たり前ですけど、パーツのグレードは価格に応じてピンキリです。高価なパーツは質がいいし、安ければまあ安いなり。
それじゃ、肝心のエスケープR4に組み付けられたパーツは? という話なんですが。
Amazonその他で調べてみたところ、マイクロシフト製の該当パーツは見つけられませんでした(軒並み在庫切れ状態……)。ただ、やはりコストダウンされたパーツなので、シマノ製パーツよりも確実に品質は落ちると考えて間違いありません。
とはいえ、それが長期の使用に耐え得るものであれば何の問題もないんですが……実は、いくつか気になる点がありまして。
まず1つ目がフロントディレイラー。
エスケープR4に搭載されたマイクロシフト製のフロントディレイラーの脇には、チェーンキャッチャーなるパーツが付属しています。
インナーギアのすぐ真横に付属しているんですが、このチェーンキャッチャー、チェーンがギアから外れないよう支持するパーツとのこと。
まあ備えあれば憂いなしではあるわけですけど、つまり裏を返せば、「そういったパーツが必要な精度のディレイラーである」ということでもあるわけで。……うーん。
さらに2つ目がシフター。
まずこちらがエスケープR3のブレーキレバー&シフター。
出典:ジャイアントストア今治
一体型じゃなく、テクトロのブレーキレバーにシマノのシフターの組み合わせなので、もともと結構嵩張っています。ちなみに、シマノ製は親指と人差し指で切り替える仕組みです。
一方、こちらがエスケープR4のブレーキレバー&シフター。
出典:ジャイアントストア今治
テクトロのブレーキレバー&マイクロシフトのシフターという組み合わせ。
マイクロシフトのシフターは、ダウンもアップも親指だけで切り替える仕組みになっています。
まあそれは慣れ次第だとしても、正直さらに嵩張っているので、よりごちゃっとしている印象。
この辺りが、個人的にはどうしても気になっちゃうんですよねー……。
まとめ
エスケープR4とエスケープR3はどっちを買うべき?
出典:GIANT
というわけで、通常版のエスケープR3との比較をまじえてエスケープR4の考察をしました。
さて、それではエスケープR4とエスケープR3、どっちを買うべきなのか?
えー、これはもう忖度なしにぶっちゃけますが、ずばり「エスケープR3」であると僕は考えています。
理由は簡単で、シマノ製パーツを搭載することに価格差以上のメリットがあるからです。
上記の通り、マイクロシフト製のパーツにはどうしても品質への疑問符が拭い切れません。もちろんまったく使えないなんてことはないと思いますけど、せっかく6万円近くも出して自転車を買うわけですから、品質がよく、耐久性もあって、メンテ次第で確実に長く使えるという保証をプラス6,600円で付けられると考えれば、シマノ製パーツを選択することに躊躇する理由はないのかなー、と。
もちろんマイクロシフト製パーツが気に入らなかったとき、あとからパーツを変更してしまうのも手ではあります。ただシマノ製パーツ5点を合計すると、絶対に6,600円以上かかると思います(自転車店で組み付けてもらう場合、さらに工賃も)。
そういった諸々を勘案すると、最初から素直にシマノ製パーツ搭載のエスケープR3を買っておいたほうがいいんじゃないか、と思うわけです。
もしエスケープR3にそこまでこだわりがない人には、僕が乗っているジオスミストラルもおすすめです。BBやホイールまでシマノでそろえられて価格は61,000円(税込67,100円)という、まさにコスパ最強のクロスバイクです。
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